【生分解性マルチをこれから使う方に向けて】
生分解性マルチは、水分や土壌の微生物の働きで分解するという特徴があるため、入手方法から展張、栽培期間中、作物の収穫後までの取り扱いに、ポリマルチとの違いがあります。

購入時の留意事項

生分解性マルチであることを確認してください。
前述の生分解性プラマークと登録番号で、栽培した圃場の土の中で分解するマルチであること確かめて選んで下さい。

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用途に合った規格を選択

生分解性マルチには栽培適応期間に合わせてマルチ機能を保持する期間が異なるタイプがあります。いずれも、メーカーにより様々なラインナップがありますので、はじめて使う方は、これまでご使用のマルチの規格、栽培期間を伝えてお尋ねください。

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生分解性マルチの保管方法

保管中も空気中の水分による加水分解で徐々に強度が低下しますので、納品後は速やかに使用して下さい。

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展張する時の留意事項

生分解性マルチはポリマルチと同様にマルチャーを使って機械展張ができます。

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栽培期間中の留意事項

雑草が多い圃場で太陽光を透過する透明や乳白色の生分解性マルチを使用すると、繁茂した雑草によりフィルムが持ち上がり、破ける場合があります。

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作物収穫後の処理方法

使用後の生分解性マルチは、周辺に飛散することがないよう放置せず、速やかに最低2回以上しっかり圃場にすき込んで下さい。

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生分解性プラスチック資材の適正処理

農作物を生産する者が、生産のために使用した完全分解性の生分解性プラスチックを自ら土壌にすき込む場合は、産業廃棄物の処理(中間処理)に該当することとなります。

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