生分解性マルチの普及資料として、生分解性マルチに使用された生分解性樹脂の量、生分解性マルチを出荷した地域の割合、厚みの割合等を調査しているものです。2011年度まで毎年、以後2017年度までは隔年、2018年度からは毎年実施しています。今回の調査結果では、
▼2023年度の樹脂の出荷量は3657tで、2022年度の3618tに対し1%増加しました。
▼地域別出荷割合は、北海道19%(前年度比+1ポイント、以下同)、東北7%(+1)、関東甲信越35%(-3)、中部6%(+2)、関西中四国9%(±0)、九州23%(-1)でした。
▼フィルム規格の厚み別割合は、18μmが最も多く72%で2022年度からは6ポイント減りました。次いで18μm未満が21%で7ポイント増えました。20μmは8%で1ポイント減りました。
▼フィルムの色別割合は、黒が最も多く77%で最も多く2022年度からは3ポイント増えました。次いで透明が13%で5ポイント減りました。その他の色は10%で2ポイント増えました。
以上の結果でした。また本会の試算による被覆面積の推計値は1万1960haで、22年度の1万1664haに対して3%増加しました。
詳しくは、こちら<2023年度の生分解性マルチフィルム出荷量(PDF)>をご覧下さい。