生分解性マルチの普及資料として、生分解性マルチに使用された生分解性樹脂の量、生分解性マルチを出荷した地域の割合、厚みの割合等を調査しているものです。2011年度まで毎年、以後2017年度までは隔年、2018年度からは毎年実施しています。今回の調査結果では、
▼2022年度の樹脂の出荷量は3618tで、2021年度の3944tに対し8%減少しました。
▼地域別出荷割合は、北海道18%(前年度比-2ポイント、以下同)、東北6%(-1)、関東甲信越38%(+3)、中部4%(±0)、関西中四国9%(-1)、九州24%(±0)でした。
▼フィルム規格の厚み別割合は、18μmが最も多く78%で2020年度からは7ポイント増えました。次いで18μm未満が14%で6ポイント減りました。20μmは9%で変わりませんでした。
▼フィルムの色別割合は、黒が最も多く74%で最も多く2021年度からは5ポイント増えました。次いで透明が18%で4ポイント減りました。その他の色は8%で±0ポイントでした。
以上の結果でした。また本会の試算による被覆面積の推計値は1万1664haで、21年度の1万2855haに対し9%減少しました。
詳しくは、こちら<2022年度の生分解性マルチフィルム出荷量(PDF)>をご覧下さい。