生分解性プラマーク取得製品/農業用生分解性資材普及会会員リスト
生分解性プラスチックと酸化分解性プラスチックの違いについて
①生分解性プラスチック認証について
日本では、生分解性プラスチックはJBPAが認可する生分解性プラスチック製品に認証マークを取得している。他方、酸化分解性プラスチックは認証取得できません。
JBPAでは、酸化分解性プラスチックは、生分解性プラスチックとして認めない旨を公表しています。
②生分解性プラスチックと酸化分解性プラスチックの違いについて
生分解性プラスチックは加水分解等で崩壊し、微生物により生分解し水と二酸化炭素となる性質を有していますが、酸化分解性プラスチックの場合、上記同条件では酸素により同様に崩壊はするものの、生分解しない、或いは、極めて遅いものです。
このためマイクロプラスチックとして環境中に長期間残留する懸念があります。
③諸外国での酸化分解性プラスチックの取り扱いについて
欧州化学品庁(ECHA)では酸化分解性プラスチックの使用規制を検討しています。
また、EUでは酸化分解性プラスチック製品の市場流通を禁止する規則を2021年7月から施行しています。